- 2024年7月 旅行関連株ランキング~米国株 徒然日誌⑮
- 2024年07月28日
こんにちは!マネー探検隊の米国株投資家、ヒロミンです。パリオリンピックがいよいよ開幕し、まさに夏本番!旅行やレジャーなど夏休みのご予定はもうしっかり計画できていますでしょうか?
そうしたなか、今年は米国株市場の旅行関連株はどうなっているのか?肌感覚ではさぞかし、好調を博しているのでは?と感じていますが、本当のところはどうなのでしょうか?
というわけで今回は、2024年早くも後半戦を迎えた、旅行関連株にスポットを当てて、年初来上昇率のランキングをお届けしようと思います。
モニター期間は年初から2024年7月23日までの約7カ月弱。今年の旅行業界の動向はどうなのか?どのような旅行関連銘柄が目立っているのか?株価はどうなのか? Check it out !
不定期連載 米国株 徒然日誌⑮ ”2024年 旅行関連株ランキング”早速スタートしましょう。Let’s get it started!
旅行業界は少し落ち着いた!?
今年前半、年初から7月23日までの約7カ月弱、旅行関連株の年初来上昇率のランキングがこちらです。Ta-da!
いかがでしょう!ざっと見るとクルーズ船あり、ホテルチェーンあり、航空会社あり、もちろんオンライン旅行会社もありと、なかなかに華やかな銘柄がズラリと並んでいます。
とはいえ、上昇率の水準はどうでしょうか?
ちなみに昨年の暮れにアップした、2023年の旅行関連株ランキングももう一度振り返ってみましょう。こちらです。
ぱっと見、年間と上半期という期間の違いはあるものの、昨年のほうが上昇率では少し上回っていた印象です。昨年と言えば、コロナからの本格的なリオープンの年だったこともあり、旅行業界はかなり活況だったことを思い出します。
それに比べると今年の上昇率は少し落ち着いた感はあるかもしれません。
やっぱりトップはクルーズ船!
以下、個別に詳しく見てみましょう。
2024年も上昇率で断トツの1位にランクされたのはやっぱりクルズ船でしたね。世界最大規模のクルーズ船運航会社、ロイヤル・カリビアン(RCL)です。7カ月弱で42.1%もの上昇を見せました。
(ロイヤル・カリビアン=年初来~2024.7.26)
基本的に右型上がりに上昇しており、絶好調です。とはいえ昨年のランキングと見比べてみると、昨年のトップは実は同じクルーズ船でもカーニバル(CCL)だったんですね。
カーニバルは昨年は年間で2倍以上に株価を伸ばしましたが、今年はいまのところまだ10.3%しか上昇していません。
(カーニバル=年初来~2024.7.26)
チャートで見ると、今年のカーニバルの株価は、割と上下動が激しくて、決して右肩上がりとはなっていないですね。
調べてみると、ロイヤル・カリビアンはより大型なクルーズ船を使用して世界中の目的地へ本格的な運航を提供しているのに対し、カーニバルはどちらかというとよりカジュアルな3泊・4泊のショートクルーズも得意としており、手頃な価格で楽しめるとのこと。
今年に入り、旅行需要が高まったことで、より本格的なクルーズの需要の方が高まったということかもしれません。
オンライン旅行予約に新勢力!
続いて上昇率第2位にランクされたのがオンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(TCOM)です。こちらは上海に本拠を置く中国会社ですが、今や世界的にサービスを提供するグローバル企業。最近の躍進には目を見張るものがあります。
同社傘下のブランドには、航空券、ホテル、列車の予約サービスを提供Trip.com(トリップドットコム)はもとより、旅行メタサーチエンジンで、航空券やホテルの比較検索を行えるSkyscanner(スカイスキャナー)もあります。
(トリップ・ドットコム=~2024.7.26)
チャートを見ると、5月の半ばまでは大幅に上昇していましたが、それ以降は大きく調整しています。これはひとえに本国中国の景気低迷の影響をダイレクトに受けた結果でしょうか。とはいえ、それでもなお年初来で3割近い上昇を維持しています。
このほかにも8位のブッキング(BKNG)、10位のエアビーアンドビー(ABNB)などオンライン宿泊予約会社の株価も順調に推移しています。
一方で昨年は2位の上昇率を誇った同じくオンライン旅行会社のエクスペディア(EXPE)は、どうしたのでしょう?年初来でマイナスに沈んでおり、明暗が分かれました。ちなみに同じくマイナスに沈む、オンライン旅行会社のトリップアドバイザー(TRIP)もエクスペディアの傘下企業です。
今年はホテルチェーンも上位に!
ホテルチェーン勢も今年は順調に株価を上げています。3位にランクされたヒルトン(HLT)を筆頭に、ハイアット・ホテルズ(H)、インターコンチネンタル(IHG)、マリオット・インターナショナル(MAR)など世界的なホテルチェーンがそろってランクングされました。
(ヒルトン=過去1年~2024.7.26)
ご覧のようにヒルトンの株価はおおむね綺麗に右肩上がりです。安定して伸びています。
航空会社は選別が難しい!?
最後に取り上げたいのが、航空会社です。実は昨年のランキングを振り返ってみると航空会社はベスト10中に一社も入っていませんでした。
昨年はコロナからリオープンしたとはいえ、受け入れ側の人手不足などもあり、まだまだ便数が少なく収益的には今ひとつだったのかもしれません。
もっとも今年はまだ上期とはいえ、5位にユナイテッド航空(UAL)がベスト10内にランクイン。ベスト10内は外れましたが、12位には米国の3大航空会社の一角、デルタ航空(DAL)も入りました。
ただし、世界最大の総旅客数を誇るアメリカン航空(AAL)については、今年の年初来上昇率では大幅マイナスに沈んでいます。
(ユナイテッド航空=過去1年~2024.7.26)
比較的、株価が好調なユナイテッド航空のチャートを見てみると、割と上下動が激しいことが分かります。やはり、航空会社はなかなか選別が難しい業界です。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?”2024年7月 旅行関連株ランキング”。昨年ほどの勢いはないものの、クルーズ船を筆頭に旅行ニーズは確実に高まっていると言えそうです。
筆者も今年後半から、4年ぶりに海外への渡航を本格的に再開させようか、と計画中です。
クルーズ船の旅行などは、意外にリーズナブルで満足感が高いらしいので、クルーズ船銘柄を仕込みつつ、今年の夏の計画に検討してみてはいかがでしょうか?
また好きなホテルチェーンがある人なら、推し活のひとつとして、その銘柄をゲットすのも楽しいのではないでしょうか?
- ヒロミン
関連記事
おすすめ
広告
タグ
- AI
- ESG
- ETF
- ETN
- FIRE
- FX/CFD
- iDeCo
- NISA
- PayPay
- SDGs
- SNS
- インド
- エヌビディア
- オートレース
- おでかけ
- オプショナルツアー
- オルカン
- キャッシュレス決済
- キャンペーン
- クリスマスケーキ
- クレジットカード
- サブスクリプション
- しまむら
- スワップポイント
- ダウ平均
- タクシー
- つみたてNISA
- デジタル通貨
- トライオートETF
- トラリピ
- ナスダック
- ナスダック総合
- ネット証券
- ハイテク株
- ビットコイン
- ファンド
- ふるさと納税
- ヘルスケア
- ベルマーク
- ベンチャー
- ポイ活
- ホテル
- マイメイト
- マイレージ
- マグニフィセント・セブン
- マグニフィセント7
- メタ
- メルカリ
- ライフ
- ランキング
- レンタカー
- ロボアドバイザー
- ワクチン
- 一般NISA
- 保険
- 個人送金
- 個人間送金
- 値上げ
- 健康
- 債券
- 半導体
- 半導体株
- 商品/先物
- 商品先物
- 国内旅行
- 国紹介
- 埼玉
- 外国株
- 外貨両替
- 外貨預金
- 定期預金
- 年末調整
- 懸賞
- 所得税
- 手作り
- 投資
- 投資信託
- 投資情報
- 控除
- 新NISA
- 旅行
- 旅行関連株
- 日本株
- 日経平均
- 映画
- 時価総額
- 時短ごはん
- 時短めし
- 普通預金
- 暗号資産
- 株主優待
- 株初心者
- 株式投資
- 業務スーパー
- 海外旅行
- 漫画
- 無料送金
- 物価上昇
- 生成AI
- 確定申告
- 積立投資
- 空港
- 競馬
- 節約
- 米
- 米ドル
- 米国債券
- 米国株
- 経済用語
- 肥満症薬
- 自動売買
- 航空会社
- 証券会社
- 詐欺
- 金利
- 銀行
- 銀行振込
- 雇用統計ショック
- 雑学
- 電子マネー
- 電子決算
- 騰落率