- ダウ平均 史上初の4万ドル突破!~米国株 徒然日誌⑬~
- 2024年05月20日
こんにちは!マネー探検隊の米国株投資家ヒロミンです。2024年5月17日(金)、ダウ平均はついに4万円台の大台に乗せましたね。もちろん史上初の快挙です。
そこで今回の米国株 徒然日誌では、そもそもダウ平均とは?ダウ平均の構成銘柄、4万円に至るまでの軌跡など、あらためてダウ平均の基本を押さえておきましょう。
不定期連載、米国株 徒然日誌⑬ ”ダウ平均 史上初の4万ドル突破!”スタートです。
米国の代表的産業の株価指数
まずはあらためてダウ平均とは何でしょうか?それはウォール・ストリート・ジャーナルを発行するダウ・ジョーンズ社が算出・発表する、米国を代表する株価指数と説明することができます。
正確にはダウ工業株30種平均株価と言われるように、ニューヨーク証券所やナスダックに上場する合計30銘柄から構成されています。一般的にはダウ平均、NYダウなどと呼ばれています。
日本を代表する株価指数の日経平均が日本経済新聞社によって算出・発表されているのとよく似ていますね。
もっとも工業株といっても、いわゆる工業株だけではありません。30銘柄の中には流通やエンターテインメイトとといった幅広い分野の銘柄が採用されています。
というのは、英語では”Dow Jones Industrial Average”と記されるように、Industrial =産業ですから実態は米国を代表する産業銘柄の株価指数ということになります。
構成銘柄は意外に保守的!
それでは具体的にダウ平均にはどのような米国を代表する30銘柄が採用されているのでしょうか?確認しておきましょう。こちらです。
いかがでしょう?ダウ平均の30種の構成銘柄は時代の流れに即してどんどん入れ替えていくのが特徴ですが、パッと見、意外と古風な銘柄も多いなと思った方が多いのではないでしょうか?
例えば、今を時めくマグニフィセント7でいえば、ダウ平均に採用されているのはアップルとマイクロソフト、そして今年2月に加えられたばかりのアマゾンの3社だけです。
時価総額では米国株ベスト10圏内にランクされる、アルファベットやメタはありません。半導体分野で言えばいまだにエヌビディアではなく、インテルが採用されています。
また製薬分野では肥満症薬の大ヒットで米国株の時価総額で堂々8位に位置するイーライリリーは影も形もなく、伝統的なジョンソン・エンド・ジョンソンやメルクが採用されています。
もちろんテスラなどはもっての他でしょう。その意味では割と短いスパンのトレンドには影響を受けない、保守的な株価指数とも言えそうです。
4万ドル突破までの軌跡!
では今回史上初めて4万ドルを突破したダウ平均のこれまでに軌跡をたどってみましょう。
まずダウ平均の算出が始まったのは、今から130年近く前の1896年のことです。
その後、1929年のウォール街大暴落や1987年のブラックマンデーなどを乗り越えて、ダウ平均が初めて1万ドルを突破したのは1999年3月のことでした。
その間、なんと100年以上の年月を費やしています。
そしてそこからダウ平均が2万ドルの大台に乗せたのは、2017年1月ですから18年近くを要しています。
この間に米国株市場は2001年のドットコムバブルの崩壊や同時多発テロ事件、2008年にはリーマンショックにも見舞われます。
さらにそこから初めて3万ドルを突破したのは、2020年の11月のこと。なんと到達までには3年10カ月しかかかりませんでした。もちろんこの間には、今も記憶に新しいコロナ禍があったにもかかわらずです。
そして今回、2024年5月17日にはとうとうダウ平均は4万ドルを突破しましたが、その間に要したのは3年6カ月に過ぎませんでした。
つまりダウ平均の上昇ペースは、100年、18年、3年10カ月、3年6カ月と、1万ドルを上積みする度に指数関数的に速度を増しているのです。
もちろん、その間は大きく上げたり下げたりを繰り返しているわけですが、長い目でみると確実に上昇ペースを速めている。米国株って本当にエキサイティングだと、思いませんか?
(ダウ平均=過去37年)
まとめ
米国株 徒然日誌⑬ ”ダウ平均 史上初の4万円突破!”ーー。いかがだったでしょうか?
ダウ平均がいかに時を超えて、指数関数的にエキサイティングに上昇してきたか、皮膚感覚で体感できたのではないでしょうか?
このペースでいくと、ダウ平均は3年後の2027年には5万ドルを突破する可能性がないとは言い切れません。
まま、このあたりはあくまで自己責任でお願いします。(^_^)
- ヒロミン
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