- HOME
- 実はNISAは2023年内こそがはじめ時!
- 実はNISAは2023年内こそがはじめ時!
- 2023年08月31日
いまやNISA(ニーサ)という言葉を知らない人はほとんどいないでしょう。それどころか少し詳しい人なら2024年から新しいNISAが始まるので今年はそのための軍資金を準備中、という人もいるかもしれません。
しかし・・・そこはちょっと待った!
もしもまだあなたがNISAをはじめてないなら、来年2024年を待つのではなく、いますぐ現行のNISAからはじめてほしいのです。
それはなぜか? 今回は”実はNISAは2023年内こそがはじめ時!”と題して、2023年中に現行NISAからはじめたい理由、その際は一般NISAとつみたてNISAのどちがいいの?など、あらためてNISAのおさらいを交えて解説していきましょう。
あらためてNISAをおさらい
NISA(ニーサ)とは少額投資非課税制度のことです。簡単にいうと株式や投資信託で得た利益に、税金が一切からなくなる制度のことです。
通常、投資や運用で得た利益には約20%の税金が課せられてしまいます。(もっとも利益が20万円以下の場合は、課税されません)
例えば投資や運用で100万円の利益が出た場合、受け取れる金額は20万円の税金が差し引かれた80万円です。
ところがNISA口座で投資や運用をすれば、一切税金がかからずまるまる100万円が受け取れます。めちゃめちゃおトクな制度だと思いませんか。
このNISAには2つの種類があります。「一般NISA」と「つみたてNISA」です。
後で詳しく触れるのでここでは端的に最も何が違うかというと、非課税枠の大きさと期間が違います。
「一般NISA」の非課税枠は、年間最大120万円、期間は最長5年です。対して「つみたてNISA」の非課税枠は年間最大40万円。「一般NISA」の3分の1のに過ぎませんが、その分期間は最長20年と長くなります。
そのうえで現行NISAの場合、そのどちらかを選んで実施しる必要があります。
NISAをいますぐはじめたい理由
とはいえこの現行NISAは今年2023年いっぱいで終了してしまいます。2024年からは新しいNISA制度として使い勝手がかなり改善されて再スタートします。(新NISAについては別の記事で詳しくご紹介予定)
ではなぜ終了間際の現行NISAを2023年中にはじめた方がいいのか?
それは2024年からはじまる新NISAの非課税枠とは別に、現行NISA分の非課税枠も加えて増えるからです。
具体的に見てみましょう。
例えば今年2023年中に「つみたてNISA」で投資した40万円は、そのまま2042年まで40年間にわたって非課税のまま運用可能になります。
一方同じく今年2023年中に「一般NISA」で投資した120万円も、そのまま2027年まで5年間にわたって非課税のまま保有し続けることができるのです。
これは福利効果を考えれば案外大きいものです。
繰り返しになりますが、このことは来年2024年にはじまる新NISAの非課税枠とはまったく別に増えることになります。
はじめない手はありません。
一般NISAとつみたてNISAどっちがいいの?
さてそうと分かれば善は急げ!
次に考えたいのは、「一般NISA」と「つみたてNISA」のどちらで現行NISAをはじめるべきなのか、ということでしょう。
これについてはおすすめは「つみたてNISA」ということになりそうです。
なぜなら、一般NISAの方が非課税投資枠でいうと120万円と、つみたてNISAの40万円と比べて大きいものの、非課税期間は前者が5年、後者が40年と圧倒的に長期で非課税枠を享受できるからです。
ちなみに「一般NISA」と「つみたてNISA」、一体何がどう違うのか。下の比較表にまとめてみました。
この2つのNISA、そもそも投資対象も違います。
一般NISAの投資対象は、株式、投資信託、ETF、REITなど。それも国内はもとより国外も含めて幅広い金融商品に投資できます。
一方、つみたてNISAの投資対象はどうでしょう。
こちらはあくまで国の定めた基準を満たして認定された投資信託とETFのみです。
認定商品はトータル約246本が用意されています(2023年7月31日時点)。
つみたてNISAの投資方法はその名の通り、積立方式です。つみたてる頻度は、毎月、毎週、毎日など利用する金融機関によって選択肢が異なりますが、あくまで一定期間ごとにコツコツ長期で積み立てていく投資方法です。
これ対して一般NISAはといえば、ひとことでいえば自由自在です。年間の上限内であれば好きなタイミングで好きな商品を好きな額だけ投資できます。それどころか、つみたてNISAのようにコツコツ積み立てることも可能なほか、もとろんその両方を併用してもOKなのです。
ちなみに「一般NISA」と「つみたてNISA」をタイプ別で選ぶとこうなります。
まとめ
さて駆け足で解説してきましたが、”実はNISAは2023年内こそがはじめ時!”いかがだったでしょうか?
もしもあなたが2023年中に「つみたてNISA」をはじめるのなら、満額の40万円を運用するなら実際の積み立て配分は次のようになるでしょう。
2023年9月スタート 毎月10万円ずつ
2023年10月スタート 毎月13万3333円ずつ
2323年11月スタート 毎月20万円
2023年12月スタート 当月40万円
また特別に投資したい個別銘柄があるなら「一般NISA」をつかって、120万円分をまとめて投資しても、あるいは分けて投資してもかまいません。もっとも個別株を選びたいのならあえて現行NISAにこだわる必要はないかもしれません。2024年を待ってじっくり投資してもいいでしょう。
いずれにしても2024年のはしまる新NISAのリハーサルという意味でも、現行NISAを今年2023年中にはじめておくことはとても有意義な体験のなるのは間違いありません。
ぜひとも素敵なNISAライフを!
- ヒロミン
関連記事
おすすめ
広告
タグ
- AI
- ESG
- ETF
- ETN
- FIRE
- FX/CFD
- iDeCo
- NISA
- PayPay
- SBI
- SDGs
- SNS
- アクティブファンド
- インデックスファンド
- インド
- エヌビディア
- オートレース
- おでかけ
- オプショナルツアー
- オルカン
- キャッシュレス決済
- キャンペーン
- クリスマスケーキ
- グルメ
- クレジットカード
- サブスクリプション
- しまむら
- スワップポイント
- ダウ平均
- タクシー
- つみたてNISA
- デジタル通貨
- テスラ
- トライオートETF
- トラリピ
- トランプ大統領
- ナスダック
- ナスダック総合
- ネット証券
- ハイテク株
- ハイテク株 ナスダック
- パランティア
- ビットコイン
- ファンド
- ふるさと納税
- ヘルスケア
- ベルマーク
- ベンチャー
- ポイ活
- ホテル
- マイレージ
- マグニフィセント・セブン
- マグニフィセント7
- メタ
- メルカリ
- ライフ
- ランキング
- レンタカー
- ロボアドバイザー
- ロボティクス
- ワクチン
- 一般NISA
- 保険
- 個人送金
- 個人間送金
- 値上げ
- 健康
- 債券
- 半導体
- 半導体株
- 商品/先物
- 商品先物
- 国内旅行
- 国紹介
- 埼玉
- 外国株
- 外貨両替
- 外貨預金
- 定期預金
- 年末調整
- 懸賞
- 成長枠
- 所得税
- 手作り
- 投資
- 投資信託
- 投資情報
- 控除
- 新NISA
- 旅行
- 旅行関連株
- 日本株
- 日経平均
- 映画
- 時価総額
- 時短ごはん
- 時短めし
- 普通預金
- 暗号資産
- 暮らし
- 株主優待
- 株初心者
- 株式投資
- 業務スーパー
- 海外旅行
- 漫画
- 無料送金
- 物価上昇
- 生成AI
- 確定申告
- 積立投資
- 空港
- 競馬
- 節約
- 米
- 米ドル
- 米国債券
- 米国株
- 経済用語
- 肥満症薬
- 自動売買
- 航空会社
- 証券会社
- 詐欺
- 金利
- 銀行
- 銀行振込
- 雇用統計ショック
- 雑学
- 電子マネー
- 電子決算
- 香港
- 騰落率