ポイント投資が熱い!まずはdポイント投資を理解しよう【2023年2月】 | マネー探検隊が行く！

ポイント投資

最近、日々の買い物などで貯まるポイントを利用した「ポイント投資」が人気を集めています。投資に使えるポイントには、Tポイントやdポイント、楽天ポイントなど多くの種類がありますが、今回はその中でも私が利用しているdポイント投資について紹介します。

dポイント投資は、NTTドコモが提供しているdポイントを使った投資サービスです。

現金ではなくポイントを投資の元手として利用するため、現金を使った投資が不安な方など投資が初めてという方でも気軽に挑戦できます。ポイントを運用することになるため、現金は減りませんが増えることもありません。また、dポイント投資はドコモユーザー以外でも誰でも簡単に始めることができます。

投資に興味があるけれど、いきなり現金を使うのは怖い、と考える人は多いと思います。dポイント投資なら現金を使わずポイントを使って投資を経験できるため、投資の勉強をしたいという人におすすめです。ちなみに、dポイント投資の運用ポイントは、いつでもdポイントに交換して利用ができます。

通常、証券会社を通じて株投資などを行った場合、取引手数料がかかることが多いですが、dポイント投資では取引手数料がかからないので、気軽に取引をすることができます。

dポイントの有効期限は通常48カ月となっていますが、運用ポイントに交換して運用し続ければ、有効期限がなくなります。つまり使い切れないポイントも、投資で運用すれば無駄なく使えるのです。

一般的に株投資は銘柄によって投資できる金額が異なりますがdポイント投資は100ポイント（100円相当）のdポイントからスタートできるのも魅力です。

投資の最大のハードルは「何に投資をすればいいのか」という点かもしれません。

dポイント投資は、厳選された11種類の投資先から選ぶだけなので、初めての人でも気軽に投資できます。投資先は個別株よりもリスク分散に適した投資信託やETFになるので安定的な運用が期待できます。

一般的に証券会社などで投資をするには証券口座の開設が必要となります。その場合、口座開設の申し込みや審査、銀行口座の連携など面倒な手続きが発生します。一方、dポイント投資はdアカウントを持っていれば口座開設は不要です。

dポイント投資の始め方は非常に簡単です。今回は私が利用している「おまかせ運用」を例にdポイント投資の始め方の流れを説明します。

ステップ1：dポイント投資の公式サイトからdアカウントでログイン。

ステップ2：おまかせ運用かテーマ運用かどちらかの運用コースを選択。

ステップ3：dポイントを運用ポイントに変更する必要があります。おまかせ運用を選択した後、ページ下部の「追加」ボタンをクリック。クリックした後、運用ポイントに変更したいポイント数を指定します。

ステップ4：おまかせ運用は「アクティブコース」または「バランスコース」のどちらかを選択します。（アクティブコースとバランスコースの違いは後ほど説明）

ステップ5：投資がうまくいったら、運用ポイントが増えます。

ちなみにdポイント投資は100ポイント単位から運用でき、交換や追加できるポイント数の上限数は1回あたり20万ポイントです。

dポイント投資は大きく「おまかせ運用」と「テーマ運用」の2種類の運用コースがあります。おまかせ運用とテーマ運用は以下の特徴があります。

おまかせ運用では、株式会社お金のデザインが運用する投資信託の価額に連動して増減します。そして運用コースは「アクティブコース」と「バランスコース」という異なる2つのコースから運用方法を選択できます。

■アクティブコース：債券よりも株式に大きく比重を置き、高いリターンを目指すコース

■バランスコース：株式よりも債券にやや比重を置き、安定したリターンを目指すコース

高いリターンを目指す人はアクティブコース、安定したリターンを目指す人はバランスコースを選ぶことをおすすめします。

テーマ運用を選択した場合、投資対象は、ドコモが指定した運用会社が設定・運用しているETFとなります。テーマ運用で選べるのは以下の9テーマです。

テーマ	特徴
日経平均	日経平均株価を構成する企業の株式を投資対象とするETFに連動。 ※組入銘柄：ソフトバンクグループ、ファナック等
新興国	新興国において成長が目覚ましい企業の株式を投資対象とするETFに連動。 ※組入銘柄：TSMC、サムスン等
米国大型株 ※THEO＋docomoご利用の方限定	米国大型株の動向を示すETFに連動します。 ※組入銘柄：マイクロソフト、ディズニー等
コミュニケーション	SNSや通信サ－ビスなどをグローバルに展開する企業の株式が含まれます。 ※組入銘柄：Alphabet、テンセント等
生活必需品	生活必需品メーカーや小売業等の企業の株式が含まれます。 ※組入銘柄：ネスレ、コカ・コーラ等
ヘルスケア	医薬品開発やバイオテクノロジー等に優れた企業の株式が含まれます。 ※組入銘柄：Johnson & Johnson、ファイザー等
金
金	金地金価格の変動に概ね連動することを目標とするETFに連動します。
クリーンエネルギー	再生エネルギー発電事業者、電力や環境ファシリティーサービスをグローバルに展開する企業の株式が含まれます。 ※組入銘柄：ファーストソーラー等
日経インバース投資 ※d払いご利用の方限定	日経平均株価の動きとは逆の値動きに連動するように設定されています。