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GWにまだ間に合う!“推し旅”で行く、私だけの聖地めぐり
2025年04月21日
GWにまだ間に合う!“推し旅”で行く、私だけの聖地めぐり

「推し活」という言葉がすっかり定着した今、旅のかたちも少しずつ変わってきています。アニメの舞台を訪ねる“聖地巡礼”、歴史上の人物ゆかりの地を巡る“歴史旅”、など、“推す”気持ちをきっかけとする旅が広がっています。
それが今注目されている【推し旅】。大手企業もこの動きには注目し、JR東海では2021年から大々的に“推し旅”事業を展開。ニッチな旅行ニーズを掘り起こすことを目指し、他大手旅行会社も様々なプランを打ち出しています。

今年のゴールデンウィーク、まだ予定が決まっていないなら、自分の“推し”を探しに、ふらっと旅に出てみませんか?一人でも楽しめて、自分だけの特別な体験ができる“推し旅”の魅力をお伝えします。

そもそも「推し旅」って何?企業も注目する、新しい旅のかたち
推し旅は一人旅にぴったり!実際の体験から見えた魅力
GWにまだ間に合う!気軽に推し旅をしてみよう

「推し旅」とは、好きな人物・作品・文化などの、“推し”をテーマにした旅行スタイルのこと。
従来の観光名所めぐりとは異なり、アニメ作品の舞台、歴史上の人物が活躍した城下町、美術館や文学碑など、誰か/何かを“推す”気持ちがきっかけとなる旅が広がっています。

こういった新しい旅の楽しみ方に注目しているのが、JR東海やJTBなどの鉄道や旅行の大手企業です。
たとえばJR東海の推し旅プロジェクトでは、人気アニメの声優や音楽アーティストによる新幹線の車内限定コンテンツを提供しています。

戦国武将ゆかりの地、Jリーグのチームの本拠地、地方グルメを巡る旅、鉄道写真スポットなど、幅広いジャンルの“推し”に応じたコースも企画。
Webサイト上で簡単に予約でき、現地の観光情報もセットで紹介されています。

「みんな同じ旅」から、「自分だけの旅」へ。こうした“推し旅”は、旅の多様性を広げる新しいスタイルとして、ブームになりつつあります。

推し旅は「誰かと行かなくても楽しい旅」の代表格です。思う存分、自分のペースで、好きな世界に没頭できる――それこそが最大の魅力。中でも、いわゆる「遠征」と呼ばれる旅(地方に公演や試合等を観に行くこと)は、まさに推し旅の醍醐味が詰まっています。

例えば、昨年私は博多座での歌舞伎公演を観るために博多を一人で訪れました。
公演そのものは半日ほどで終わりましたが、その後は公演後の余韻を楽しむ気分で、博多の街を自由に満喫しました。いわゆる「推し活」と言えるほどの熱狂は持っていない私ですが、SNSでよく見かけるアクスタを置いたテーブルフォトをカフェでこっそり撮ってみたり、一人でもつ鍋屋に入ってお酒を楽しんだり。
普段はなかなかできないことも、不思議と旅先では気兼ねなくできてしまうんです。

“推し”をきっかけに、ひとりで新しい土地に踏み出す――それはただの観光以上に、自分の世界を広げてくれる体験でした。推し旅は、まさに「自分のための時間」を過ごす旅なのです。

GWにまだ間に合う!気軽に推し旅をしてみよう

今年のゴールデンウィーク、遠出はちょっと…という人にも、「推し旅」はぴったり。日帰りや1泊2日でも楽しめます。
JR東海の「推し旅」公式サイトでは、ジャンル別にモデルコースが紹介されていて、行きたい気持ちをそのまま予約につなげられるのも魅力です。

JR東海「推し旅」プラン(EX会員登録が必要です)
例えば、アニメ『ゆるキャン△』の舞台となった身延線沿線を巡るコースでは、聖地の写真撮影はもちろん、駅ごとのスタンプラリーや、地元グルメも楽しめます。また、歴史ファンには、戦国武将・真田幸村や織田信長ゆかりの地を巡るコースもおすすめ。

スマホひとつでチケット購入から観光案内までできるので、思い立ったらすぐ旅立てるのも嬉しいポイントです。今年のGW、あなたの“推し”に会いに行く旅、始めてみませんか?

おもち
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