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トルコ
トルコの物価どのくらい高い?調べてみました!Part②レストラン&居酒屋 編
2025年04月20日
トルコの物価どのくらい高い?調べてみました!Part②レストラン&居酒屋 編

”トルコの物価どのくらい高い?ーー”今回はそのPart②レストラン&居酒屋 編です。

前回のPart①B級グルメ 編では、世界の代表的な物価指数のビックマック指数で、トルコの物価は日本の約2倍ということがわかりましたね。

もっともトルコを代表するファーストフードのスィミットをはじめ、サバサンド、濡れバーガーなど、テイクアウトがメインの庶民的なB級グルメに関しては、比較的リーズナブルなこともわかりました。

ではお店で食事やお酒を楽しむ、レストランや大衆食堂、居酒屋・Barなんかではどうなのか?

今回も比較的庶民的なお店ばかりになってしまいましたが、報告させていただきます。

それでは早速スタートです。

良心価格の老舗レストラン!
居酒屋はちょっと高め!?
リベンジしたい大衆食堂!
まとめ

良心価格の老舗レストラン!

まずは前回同様トルコリラ(TRY)と円(JPY)の為替レートから確認しておきましょう。筆者がトルコのイスタンブールを訪れたのは昨年2024年の12月。当時の為替レートは以下の通りでした。

1リラ(TRY) ≒ 4.4 円

あれから4カ月余り、2025年4月現在のレートは約3.7円程度となっています。旅行時よりもかなり円高が進んでおり、約15%ほども円高なっています。

というわけで、今回報告する物価価格は現在では15%ほど割り引いて、読んでいただけると幸いです。

(トルコリラ円の推移=2025年4月16日現在)

まず紹介したいのは、トルコを代表する肉料理のギョフテの価格です。トルコで肉料理といえばどうしてもケバブが有名ですが、このギョフテも同じく有名なトルコの肉料理の代表格です。

ギョフテとはトルコ語で団子を意味し、肉をミンチにして団子にしたもの。要はハンバーグとかつくねのようなものでしょうか。

今回はこのギョフテの老舗レストランに行ってきました。ちなみにトルコでは、普通のレストランや食堂にはお酒は置いていないのが普通です。

これがギョフテです。トルコのレストランでは必ず無料のパンが付いてきます。今回はレンズ豆のスープも一緒に注文しました。

ではこれで、値段やいかに!?Ta-da!

ギョフテ 320 RTY ≒ 1,408 円

スープ 70 RTY ≒ 308 円

合計 1,716 円 

どうでしょう!? ギョフテ専門の著名な老舗レストランということを鑑みると、それほど高い感じはしません。意外にリーズナブルです。

居酒屋はちょっと高め!?

続いてメイハーネと呼ばれる、いわゆるトルコの大衆居酒屋さんに行ってみましょう。先ほどトルコのレストランや食堂にはお酒が置いていないと言いました。

とはいえ、食事ができてお酒も飲めるお店というのは街中にたくさんあります。それがメイハーネと呼ばれる、いわゆる居酒屋さんです。昼間っからやっていますから、トルコはあくまでイスラム教の国ですが、お酒についてはとても自由です。

そんな代表的なメイハーネのひとつに入ってみました。こちらです。

注文したのは、焼き魚とミックスサラダに生ビールです。イスタンブールは港町ですから、魚が旨いんですね。

これで〆ていくらだったかというと….

焼き魚(sea bream) 580 RTY ≒ 2,552 円

ミックスサラダ 512 RTY ≒ 2,253円

生ビール 210 RTY × 2杯 ≒ 1,848 円  

合計 1,512 RTY ≒ 6,653 円

やはり日本に比べると明らかに高い印象です。

続いて街中の普通のBARに入ってみました。

生ビールにイカリング、ワインなんかを楽しみました。イカリングもイスタンブールの名物らしいです。

お値段はというと……

ビール(中) 180 TRY ≒ 792円

ワイン(グラス) 300 TRY ≒ 1,320 円 

イカリング 650 TRY ≒ 2,860 円

ビールが比較的リーズナブルなのに対し、ワインは少し高いですね。イカリングもニンニクと付け合わせのヨーグルトソースの酸味がきいていて、とても美味しかったのですが、日本の感覚だとずいぶん高く感じます。

リベンジしたい大衆食堂!

新市街の中心にある、メイハーネ(居酒屋レストラン)にも入ってみました。旧市街のお店に比べると、お洒落で洗練されている印象のお店です。案の定、人気店でした。

お昼ご飯を済ませていたので、イスタンブールの定番ビール、EFES(エフィス)にミックスサラダをいただいてみました。

EFESはイスタンブールではどこでも飲まれている一番人気のビールで、安くて美味い!筆者もビールを飲む際は、EFES一択でした。

ミックスサラダが思いのほか、サイズが大きかったので、EFESも2杯も飲んでしまいました。(はい、言い訳です)

お値段はというと….

生ビール 260 TRY × 2杯 ≒ 2,288 円

ミックスサラダ 380 TRY ≒ 1,672 円

合計 900 TRY ≒ 3,960 円

どうでしょう。3日もいると、これが高いのかリーズナブルなのか、だんだんわからなくなってきます。麻痺してきますね。

最後に訪れたのは、ロカンタと呼ばれるトルコの大衆食堂です。何種類ものいろいろなおかずが、店頭にトレイに入って並んでいて、ほしい料理を指さししながら注文できる、昔ながらのスタイルです。

美味しいうえに、庶民価格なのがロカンタの最大の魅力です。

今回は夕食でお腹も空いていたので、ちょっと欲張って、チキンと牛肉料理にご飯、そしてスープまでオーダーしてみました。ロカンタなのでお酒はありません。

どの料理がいくらするのかは、指さししただけなので、正直わかりませんでしたが、トータルのお勘定はというと….

合計 880 TRY ≒ 3,872 円 

いやあ、やられました。( 一一)

後で冷静に考えると、ボラレタみたいです。ロカンタであれば、こんなに高くはならないはずです。

実は仲良くなった地元の人に教えてもらった人気のロカンタが、たまたま定休日だったため、一番人気の観光地、ブルーモスクの目の前にあるロカンタに安易に入ってしまったのが間違いだったようです。ただし、料理はとても美味しかったのですが….

地元で人気の大衆食堂ロカンタの名店には、ぜひともいつかリベンジしたいと思います。

とはいえ、ホテルへの帰り道に見たイスタンブールの夜景があまりにも美しい。まあいいか、という気持ちにさせてくれました。

まとめ

さて、”トルコの物価どのくらい高い?Part②レストラン&居酒屋 編”いかがだったでしょうか?

やっぱりレストラン&居酒屋 編についても、トルコの物価は日本よりかは明らかに高いことが感じられたのではないでしょうか!?

次回はPart3 観光地 編 として、モスクの拝観料やトラムの乗車賃などの物価をお伝えしたいと思います。お楽しみに….


トルコの物価どのくらい高い?調べてみました!Part① B級グルメ編

ヒロミン
ヒロミン

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