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投資
NISA成長枠でロボティクス産業に投資!
2024年12月09日
NISA成長枠でロボティクス産業に投資!

いま注目を集める半導体市場。その好調は今後も続くと予想されています。その要因の一つが、ロボティクス企業の躍進です。産業用ロボットや生成AIなど、ロボットの制御や設計、製作にかかわる技術や製品、サービスを提供している企業の活躍が成長していくと期待されています。そこで今回、それらの企業に簡単に投資できる投資信託&ETFについて、まとめてみました。特にNISA成長枠で投資できるものについて取り上げています(2024年12月9日現在)。

アクティブファンド編
インデックスファンド編
ETF編
まとめ

ロボティクスに投資できるものの中で最初に設定されたのが「グローバル・ロボティクス株式ファンド」です。信託報酬は1.94%程度(税込)となっています。アクティブファンドの中で信託報酬が安いのは「iTrustロボ」で1.46%です。

ファンド名 信託報酬率
(税込)
設定日 過去3年の騰落率
(2024年10月31日現在)
グローバル・ロボティクス株式ファンド
(1年決算型)
1.94% 2015/8/31 48.08%
グローバル・ロボティクス株式ファンド
(年2回決算型)
1.94% 2015/8/31 48.74%
グローバル・ロボティクス株式ファンド
(為替ヘッジあり・1年決算型)
1.94% 2017/1/23 8.78%
グローバル・ロボティクス株式ファンド
(為替ヘッジあり・年2回決算型)
1.94% 2017/1/23 9.45%
ジャパン・ロボティクス株式ファンド(1年決算型) 1.71% 2016/1/29 13.93%
ジャパン・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型) 1.71% 2016/1/29 14.00%
ロボット・テクノロジー関連株
-ロボテック-
1.82% 2015/12/7 27.30%
ロボット・テクノロジー関連株
-ロボテック-(為替ヘッジあり)
1.82% 2016/9/30 ‐10.5%
ロボット・テクノロジー関連株(年1回決算型)
-ロボテック(年1回)-
1.82% 2016/2/8 27.10%
ロボット・テクノロジー関連株(年1回決算型)
-ロボテック(年1回)-(為替ヘッジあり)
1.82% 2016/9/30 ‐10.3%
iTrustロボ 1.46% 2016/2/19 57.30%

ロボット関連産業に投資するインデックスファンドが登場したのは、2018年です。インデックスファンドは、それぞれに連動する指数があります。信託報酬は0.5~0.79%と、やはりアクティブよりは低コストとなっています。

ファンド名 信託報酬率
(税込)
設定日 過去3年の騰落率
(2024年10月31日現在)
eMAXIS Neo ロボット 0.79% 2018/8/6 33.70%
SMT MIRAIndex ロボ 2024年11月29日 0.77% 2018/10/19 24.29%
たわらノーロード フォーカス ロボット・テクノロジー 0.50% 2020/1/16 37.47%

ロボティクス系企業に投資できるETFは、現在2種類あります。国内企業のみに投資するなら「GX ロボティクス&AI-日本株式 ETF(2638)」、日本を含む世界の企業に投資するなら「iシェアーズ オートメーション&ロボット ETF(2522)」と、特色が分かれています。ETFなので、こちらもインデックスファンド同様、連動指数があります。信託報酬は、0.53~0.7%以下の水準です。

ファンド名 信託報酬率
(税込)
設定日 過去3年の騰落率
(2024年10月31日現在)
【2638】GX ロボティクス&AI-日本株式 ETF 0.65% 2021/6/21 ‐10.47%
【2522】iシェアーズ オートメーション&ロボット ETF 0.53% 2018/11/4 32.79%

これからの成長が期待できるロボティクス産業。信託報酬だけで比較するとETFやインデックスファンドが有力ですが、アクティブファンドは運用期間が長く、実績を出しているものもあります。アクティブファンドとETFについては、投資対象が国内に絞ったものと、国内外の銘柄に投資できるものがあります。
基本的に投資信託は成長投資枠でも積み立てることができますが、ETFは、一部の証券会社でないと積み立てできません。ロボティクス産業に投資するなら、例えばアクティブファンドやインデックスファンドで積み立てしつつ、良いタイミングでETFを購入すると使い分けるのもいいかもしれません。

ヒヨコマメ
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